通気管と通気方式 〜1級建築士を独学で目指す建築学生向け!【無料講座】〜

[ 建築単語集 ]

通気管とは

建物の中にある排水管やトラップを通る水がスムーズに流れるようにするため設置された、排水管と外気を連結する配管のこと。


具体的な機能としては、排水トラップの破封防止と、スムーズな排水をするために排水管内への自由な空気の出入りのために必要なトラップ近くに設け、排水管径の1/2程度のものを大気中に開口して取り付ける。

通気方式


○各個通気方式

各衛生器具ごとの排水トラップを通気させるため、通気管をトラップ下流から取り出す。

特長:サイホン作用や背圧などによる破封を防ぎ易い。

  • 右側で縦になっているのが通気立て主管
  • 上側の横になっているのが通気横枝管
  • その他の縦になっているのが各個通気管


○ループ通気方式


2~8個以内の衛生器具群の排水トラップを一括して通気する最小流の器具排水管が排水横枝管(図.下側のやつ)に接続する点のすぐ下流から立ち上げ、通気立て管に接続する。


特長:自己サイホン作用は防止できないが、誘導サイホン作用の発生を抑制できる

  • 右側で縦になっているのが通気立て主管
  • その左隣で縦になっているのが逃し通気管
  • その他がループ通気管


○伸長通気方式


伸長通気管だけでの通気(マンションの台所流し系統)

  • 真ん中の通気管が伸長通気管