ゼツェシオン 〜建築学生が解説〜

[ 建築単語集 ]

1897年にウィーンで結成されたSezession(分離を意味するドイツ語)「分離派」→既存の芸術からの分離を目指した

過去の伝統的な様式に捉われない自由な装飾が特徴

→(態度として)装飾を否定はせず、生活や機能と結びついた新しい芸術の創造を目指した。

代表的な人物

オットー・ヴァーグナー(1841-1918)

1895年:『近代建築』を発刊  原題: 『Moderne Architectur』

     「芸術は必要にのみ従う」   ➡︎機能主義(Functionalism)的な概念が初めて発表される

    概要:成立する形態こそ芸術である

   ① 目的を厳密に把握し、完全に満足させること

   ② 施工材料を適切に選択すること

   ③ 単純にして経済的な構造とすること


1897年:「ウィーン分離派」に参画

1906年:ウィーン郵便貯金局

ウィーン郵便貯金局

1907年:シュタインホフの礼拝堂

cf)「機能」と「形態」に関する重要な言説

・オットー・ヴァーグナー:「芸術は必要にのみ従う」(1895)

・ルイス・サリヴァン:「form follows function(形態は機能に従う)」(1900年頃)

・丹下健三:「美しきもののみ機能的である」(1955)

shiro
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