人体温冷感と温熱快適性の指標 〜建築学生が解説〜

[ 建築単語集 ]

人体の温冷感を左右する6要素


  1. 温度   <環境>
  2. 湿度   <環境>
  3. 風速   <環境>
  4. 放射熱  <環境>
  5. 活動量  <人体>
  6. 着衣量  <人体>

shiro
活動量と着衣量は環境ではなく人体によるものだね

温熱快適性を表す代表的な指標

人間がその温度で快適かどうか調べるための指標。


ET・・・有効温度(実効温度)

1923年にヤグローとホートンによって提案された。
任意の「室内空気温度 θa 」,「相対湿度 φ 」,「気流速度 v 」,の部屋があるとき、これと同じ温冷感となる「相対湿度 100%」,「気流速度 0m/s」,の空気温度で表される。

快適な温度範囲は22.2℃〜22.6℃(これらの空気温度と快適性は被験者実験を通じて定められた。)


OT・・・作用温度(効果温度)

1937年にウィンスロウによって提案された。

  • OT=aθa+bθr
    • θa: 室内空気温度 [℃]
    • θr: 平均放射温度(MRT)[℃]
    • a: 体感温度に対する対流の寄与の割合
    • b: 体感温度に対する対流の対流の割合

通常の暖房の状態では。a=b=1/2として作用温度OTを求めることが多い。

OT= (θa+MRT)/2