人体の温冷感を左右する6要素
- 温度 <環境>
- 湿度 <環境>
- 風速 <環境>
- 放射熱 <環境>
- 活動量 <人体>
- 着衣量 <人体>

活動量と着衣量は環境ではなく人体によるものだね
温熱快適性を表す代表的な指標
人間がその温度で快適かどうか調べるための指標。
ET・・・有効温度(実効温度)
1923年にヤグローとホートンによって提案された。
任意の「室内空気温度 θa 」,「相対湿度 φ 」,「気流速度 v 」,の部屋があるとき、これと同じ温冷感となる「相対湿度 100%」,「気流速度 0m/s」,の空気温度で表される。
快適な温度範囲は22.2℃〜22.6℃(これらの空気温度と快適性は被験者実験を通じて定められた。)
OT・・・作用温度(効果温度)
1937年にウィンスロウによって提案された。
- OT=aθa+bθr
- θa: 室内空気温度 [℃]
- θr: 平均放射温度(MRT)[℃]
- a: 体感温度に対する対流の寄与の割合
- b: 体感温度に対する対流の対流の割合
通常の暖房の状態では。a=b=1/2として作用温度OTを求めることが多い。
OT= (θa+MRT)/2