医療施設の分類
施設 | 概要 |
---|---|
診療所 | ベット数が19以下(無床も含む) |
病院 | ベット数が20以上 |
総合病院 | ベット数100以上。内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科の診療科目を持つ |
総合病院各部署の計画

○病棟部
病棟は1看護チーム(8〜10人)が担当する患者グループのまとまりとして計画。
病棟
- 一般(内科・外科) 40~50ベット/看護チーム
- 産科・小児科 30ベット/看護チーム
病室
- 個室 ≧ 6.4㎡以上 / 人
- 2人室以上 ≧ 4.3㎡以上 / 人
ICU (集中治療室)
40~60㎡ / 室
手術部と関係が深いので隣接させる。
cf) 産科病棟でおいて陣痛(Labor)・分娩(Delivery)・回復(Recovery)を一室で行う方式をLDRという。
○中央診療部
サプライセンター、手術部、リハビリテーション部、放射線治療部、検査部、薬局、などの施設を合理化のため集中して設置した部門として、外来診療部と病棟の中間に置く。
サプライセンター
- 病院全体の医薬品や医療機器を消毒、支給する施設。物品管理を行う。
手術部
- 通り抜けのない位置に置く
- 汚染対策を考慮し、全室を配置するとともに空調設備も完備する
- サプライセンターと近接して配置
○外来診療部
中央診療部の診察とは別に、外来専用の診察室が診察科目ごとに設けられる。
主要諸室は、待合室、外来受付、外来診察室であり病院入口付近に設ける。
内科は患者の出入りが多いので、外来で入口近くに配置し、小児科は他科と分離して配置する。
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