ライリーの法則とハフモデル 〜1級建築士を独学で目指す建築学生向け!【無料講座】〜

[ 建築単語集 ]

ライリーの法則

ライリーの法則:商業立地ならびに、商圏の分岐点を計算するための代表的な法則である。米国の経済学者ライリーが1029年実証的に発見したもので、

「ある地域から2つの都市A、Bへ流れる購買力の比は、AとBの人口に比例し、その地域からAとBへの距離2乗に反比例する」ことをいう。

この法則は現実に適用するには、あまりにも単純化し過ぎているとの批判も多く出されている。その後の研究によって、距離の代わりに鉄道運賃や列車頻度、あるいは時間・距離という所要時間を用いたほうが適合度が高いこと、商品によって距離パラメーターが異なること、などの実証結果も報告されている。

ハフモデル

ハフモデル:米国のマーケティング学者D.ハフによって開発された計算式によって小売商圏を測定する考え方のひとつ。

消費者の買物行動における店舗や商業中心地選択の確率は、店舗の品揃え量に比例し、居住地から店舗までの距離に反比例するという仮説にもとづいている。つまり、店舗面積が広ければ広いほど消費者がその店舗を選択する確率が高くなり、距離が遠くなるほどその確率は低下するというもの。

この店舗選択の確率を計算し、一定水準以上の確率がある地区を地図上に線で結ぶと、当該店舗の商圏を描くことができる。ハフ・モデルは店舗販売を前提にした消費行動モデルであり、最近のように通信販売などの無店舗販売の比重が増加してくると、その適用には十分な配慮が必要となる。

ハフモデル