当時のドイツはイギリス・フランスに比べ工業化が遅れていてドイツの建築家ヘルマン・ムテジウスが、産業育成を目指して、1907年にドイツ工作連盟を設立。
ドイツ工作連盟では「機械」による工業化・規格化を目標にして、建築の デザインも「機械」に倣うべきだと考えた。
工業化:高品質な製品を安価で大量に供給
規格化:工業化された製品の輸出を拡大
のちにドイツ工作連盟で活動していたヴァルター・グロピウスを初代校長としてバウハウスの開校(1919)
バウハウスとは芸術と産業を統合したデザイン教育機関
「ドイツ工作連盟」の主な建築家
・ペーター・ベーレンス(1868-1940)
:AEGタービン工場(1910)
・ヴァルター・グロピウス(1883-1969)
:ファグス靴型工(1911)
:モデル工場(1914)・・・・・(ドイツ工作連盟展)
:バウハウス初代校長(1919)
:バウハウス校舎(1926)
バウハウス
BAUHAUSはドイツ語で「建築の家」を意味し、建築・美術・工芸を包含した新しい建築の創造を目指し、国立の総合芸術学校として1919年に設立された。
○ 設立時理念
・工芸や美術を建築の下に統合
・手仕事の工芸を創造の源として重視すること
バウハウスは総合的に工業化社会のデザインに取組んだ。
